犬のアスターの左前足にイボができたので、動物病院に行った。イボは半年ほど前からあったのだが、このところ直径が4ミリ前後ぐらいに大きくなってきた。色は肌と同じ薄いピンク色で、悪性なものとは思えなかったが、念のため獣医師に診てもらうことにした。
また、イボとは直接は関係ないと思うが、アスターが通院当日の朝早くから同じ左前足を痛がりだしたというのも受診の理由だった。イボも足の痛みもおそらくは加齢によるものだと思う。アスターは2014年6月7日の生まれなので、年齢は9歳半だ。イタリアングレーハウンドとチワワのミックスで、ミックスは丈夫だというある種の楽観的な思い込みがあるが、年齢的にはシニア犬だ。そろそろ体に不調がでてきても不思議ではない。そして、アスターは体の痛みや違和感にはとても敏感で、ちょっとしたことでも、か弱い鳴き声をあげてしまう。
また、前日の夜に妻と私が干し芋を温めて食べようとしていると、アスターはおねだりを始めて飛び跳ねていたのも足の痛みの原因として疑わしくはある…
日曜の15時過ぎに、妻と一緒にかかりつけのウィル動物病院グループ鶴ヶ谷病院に車で行った。受付後、30分ほど車中や駐車場周辺を散歩しながら受診を待った。アスターはほとんど普通に歩いていたので、足の痛みへの心配はなくなっていた。我が家のもう一匹の犬のステラも同行した。ステラは何の不調もなく受診の予定はなかったが、以前に指を骨折して何回か通院した経験がある。
受診の順番になると職員が駐車場の車まで知らせに来てくれた。診察室では最初に体重を測る。アスターは半年ほど前の前回から約1キログラムも体重が減っていた。減ったけれども、この日の7キログラム弱は理想的な体重で、筋肉もしっかりあるということだった。
診察室で聞いた受診の結果としては、イボを心配する必要はないとのこと。注射での組織採取による細胞診検査ができるほどの大きさでもないので、先ずは様子見となった。足の痛みは想像のとおり加齢によるものの可能性が高く、こちらも様子見となった。アスターは加齢が原因での痛みがでる年齢にはなっていないとのことだったが、右前足と比較すると、左前足には痛みが原因で力が入っていないようだった。
イボについては、出血するようなイボは注意が必要だそうだが、アスターのイボはそのようなものではないらしい。出血するということは血管が詰まっているということだが、確かにアスターのイボには血管が入っているようには見えない。イボの原因も加齢で、高齢になってくると増えるらしい。アスターは同じ左前足の指の間にもイボがあった。
今回の通院の費用は再診料として税込み880円だけで、ペット保険を使わなかった。アスターについては、今日のところは先ずは一安心となった。左前足には未だ痛みがあるようなので、家では少し安静にさせたいと思う。
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