パングラオ島エスカヤへ フィリピン旅行[2019.6.13-6.17] 1

パングラオ島の砂浜の写真 トラベル

2019年6月13日(木)から6月17日(月)の日程で、フィリピンのパングラオ島(Panglao Island)にある「エスカヤ ビーチ リゾート & スパ(Eskaya Beach Resort & Spa)」というリゾートホテルに2泊の旅行にいってきました。過去2年間、冬から春にかけての季節に台湾、韓国と海外旅行にいきましたが、妻も私も南国リゾートへの旅行を気に入っていたこともあり(前回の海外旅行はマレーシアのリゾート)、今回はフィリピンのリゾートにいくことになりました。この旅行は、行きも帰りも夜から朝にかけての移動だったので、2泊5日の旅となりました。旅の全ての計画を練ったのは、今までと同様に妻でした。

フライト

仙台からフィリピンへのフライト
日時 空港 出発/到着(現地時間) 航空会社
6/13 06:10PM 仙台国際空港 出発 アシアナ航空
6/13 08:45PM 仁川国際空港 到着
6/13 09:30PM 仁川国際空港 出発
6/13 01:00AM マクタン・セブ国際空港 到着
フィリピンから仙台へのフライト
日時 空港 出発/到着(現地時間) 航空会社
6/17 02:00AM マクタン・セブ国際空港 出発 アシアナ航空
6/17 07:45AM 仁川国際空港 到着
6/17 09:35AM 仁川国際空港 出発
6/17 11:40AM 仙台国際空港 到着

フィリピンへ

仙台国際空港の写真
仙台国際空港

タクシーでJR仙台駅にいき、そこからJR仙台空港アクセス線で仙台国際空港へ。妻は、空港でエスカヤにEメール連絡をし、タグビララン(Tagbilaran City)の港までの車の迎えを依頼していました。この迎えはサービスに含まれていて無料でした。午後6時10分のフライトで仙台国際空港を出発し、約1年ぶりの仁川国際空港(Incheon International Airport)に予定より30分早い午後8時15分の到着。離陸時は寝ていたようでいつの間にか空の上となっていました。約2時間のフライトでしたが、妻のと合わせて2人分の夕食を食べたため満腹でした(フライトの前にも仙台国際空港で食事をしていました)。それでもトランスファーに約1時間あったので、果物のスムージー(妻はキンパ)を購入しました。

予定よりやや遅れて21時40分にマクタン・セブ国際空港(Mactan-Cebu International Airport)に向けて出発。機内の半分の時間は寝ていました。食事はとりませんでした。現地時間で午前1時15分にマクタン・セブ国際空港に到着。飛行機を降りるまで多少の時間がかかったうえ、入国審査は長い列で通過するまでに1時間以上かかりました。

マクタン・セブ国際空港でのスイカジュースとビールの写真
スイカジュースとビール マクタン・セブ国際空港

セブ島(Cebu Island)からボホール島(Bohol Island)のタグビラランまで船での移動の予定でしたが、船の始発は午前5時30分と旅行前に確認していたので(後述)、入国から船までの約3時間弱をどうするかが旅の前からのちょっとした問題でした。日本のスーパー銭湯のような24時間営業の施設がマクタン島内にあるというのは把握していたのですが、3時間弱という時間が中途半端だったので、空港でスイカジュースとビールを飲んで1時間ほど時間をつぶし、タクシーでセブ島に移動することにしました。

港までの道沿いに「ジョリビー(Jollibee)」というファスートフード店があって、先ずはそこまでいくことにしました。タクシー代は302ペソ(フィリピンペソ)でした。1フィリピンペソが約2.1円だったので、日本円で約634円でした。タクシーに関しては要注意という認識であったのですが、このときのタクシー(黄色タクシー)はメーターを使っていて安心でした。

ジョリビーで少し驚いたのは店の外の歩道で子供が寝ていたこと。外は小雨でしたが特に気にせず寝ていました。誰も特別な反応をすることはなかったので、恐らく普通の光景なのだとうと想像しました。ジョリビーではパイナップルジュールを1つだけ注文し、妻と2人でゆっくり飲みながら時間をつぶしていましたが、隣の若い男性が日本語で話してきました。日本語はアニメなどで覚えたらしく、そのため書くのは難しいとのことでした。アメリカ向けのカスタマーサービス(テレホンサービスと想像)で働いていて、いつかは日本にいきたいとのことでした。日本語はたどたどしいこもあり、英語を交えての会話でしいた。

セブ島からボホール島へ

セブ島・ボホール島周辺の地図のイラスト
セブ島・ボホール島周辺の地図

4時30分頃になったのでジョリビーを後にすることにしました。フィリピンの若い男性との別れ際には、私の個人的なEメールアドレスを教えることにしました。タグビラランまでの船はピアワン(Pier 1)から出ており、そこまでのタクシーを探すことが必要でした。まだ暗い中でしたので、太い通りでもタクシーの種類を判別するのが難しかったです。非認可のタクシーは避けれるべきと考えていたので、タクシーらしい外見の車を呼びとめることにしました。他にはジプニー(Jeepney)という乗り合いのタクシーとバスの中間の車も走っていましたが、利用方法が分からなかったので対象とはなりませんでした。手を上げて呼び止めたタクシーの運転手と交渉で(交渉というより「幾ら出す?」という内容でしたが)、150ペソでピアワンまでいってもらうことにしました。

セブ島での日の出の写真
日の出 セブ島

10分ほどで目的地まで着き、船のチケットを持っていなかったので、ピアワンの前でタクシーを降りることにしました。船の始発は午前5時30分と事前にインターネットで調べていましたが、実際は午前5時10分で、出港直前のためこの便のチケットはもう買えないことが分かりました。他に選択肢がないので次の午前6時の便のチケットを購入することに。チケット購入時はパスポートを見せる必要がありました。チケットは「船内(Inside)」という種類で一人500ペソでした。他にターミナルフィーに一人50ペソ、二人分の荷物(baggage)の預けに合計150ペソかかりました。船にもかかわらず、チェックインという行程がありました。ターミナルで船の出発を待っている間に日の出を迎えました。待っている間に、私たちは念のため酔い止めの薬を飲みました。

船は小さなフェリーといったところで、客数は100名〜150名程度と予想しました。旅客機のエコノミーと同じ程度に座席は狭く、エンジンの音は大きかったです。私は旅客機と同様に耳栓をし寝ることにしました。移動開始から12時間が過ぎていたので、妻も同様でした。ボホール島までは約2時間の予定で、最初の1時間は寝て過ごし、残りはぼんやりと風景を見ながら過ごしました。南国の青い海と、時々緑の葉が茂った陸地(島)が見えました。

セブ島からタグビラランへのフェリーの写真
フェリー タグビララン

タグビラランの港であるタグビララン ツーリスト ポート(Tagbilaran City Tourist Port)に着き下船となりましたが、荷物の受け取り方法が分からず右往左往しました。どうやら荷物は後から出てくるらしく、船の横の桟橋で待つことにしました。荷物を受け取ったあとに、エスカヤからの迎えのスタッフの案内でトヨタのRVに乗り込みました。車でタグビラランの港町を抜けていきましたが、建物の素朴さ(粗末さ)やトライシクル(Tricycle)という屋根のついた3輪バイク(サイドカーバイク)が目を引きました。

タグビラランのトライシクルの写真
トライシクル タグビララン

港町は建物が密集し沢山のトライシクルが走ってましたが、10分ほどで目的地のエスカヤのあるパングラオ島(Panglao Island)に渡ると、建物と建物の間の土地が広がり交通量もぐっと減りました。紐でつながれたヤギが道路脇で草を食べていたり、放し飼いの犬が歩いていたのが印象に残っています。パングラオ島はタグビラランのあるボホール島からわずかに離れた長さ16キロメートル、幅7.5キロメートル、面積80.5平方キロメートルの島です。ボホール島はずっと大きく面積4,117平方キロメートルです。港からエスカヤまでは20分ぐらいでした。日本にはない種類のトヨタのRVはとても快適でした。

エスカヤに到着

エスカヤからの海の眺めの写真
海とインフィニティプール エスカヤ

エスカヤでは、門からフロントデスクのある建物までは数百メートルはあったかと思います。途中には2頭の馬もいました。車を降りチェックインを済ませ、同時にアイランドホッピング&ドルフィンウォッチングを予約しました。早朝のこの時間でのチェックインは無理で、荷物を預けるだけになると考えていましたが、すんなりチェックインとなりました。その後、カートで宿泊のヴィラまで案内されました。ヴィラはキングサイズのベッドを中心に、デスクや椅子が置かれ、クローゼットやテレビといった標準の装備がありました。ベッドにはモスキートネットが備わっていました。浴室とトイレは壁に囲まれた開放的な中庭にありました。海側にはテラスがあり、建物の反対側にはプライベートのプールがありました。私たちが宿泊するヴィラはレストランのすぐ側にあり、そのレストランの横はインフィニティプール、レストランの向こうはビーチでした。

エスカヤのヴィラの写真
ヴィラの室内 エスカヤ
エスカヤのヴィラからの眺めの写真
ヴィラからの眺め エスカヤ
バンガス(ミルクフィッシュ)の料理の写真
バンガス エスカヤ

私たちはヴィラで少しだけ休んだ後、レストランで昼食をとることにしました。昼食といっても11時過ぎの中途半端な時間で、朝食メニューの注文もできたので、その中からフィリピンでバンガス(Bangus)と呼ばれる魚の料理を選びました。英語名はミルクフィッシュ(Milk Fish)で、フィリピンでは国民的な魚のようでした。マリネ&グリルで調理されたこの魚料理は素朴な味でとても美味しく、一緒のガーリックライスも同様に味が濃くなく自然な風味で、とても気に入りました。食後のマンゴーも美味しかったです。

エスカヤのビーチ(砂浜)の写真
ビーチ エスカヤ

エスカヤのあるパングラオ島はとても日差しが強く暑かったのですが、日陰は心地いいそよ風があって過ごしやすかったです。昼食後の12時過ぎにビーチにいきました。砂浜は白くビーチベッド2台とビーチパラソル1本の組み合わせが5組ほどありました。海の濃い色の部分は海藻であることが分かりました。海は遠浅で海水の温度は高く、ヒトデとウニが多くいました。一方で魚は少なかったです。私は30分ほどシュノーケリングを楽しみ、ビーチにもどりました。妻と私は大分疲れていて、そのままそこで1時間ほど寝てしまいました。妻はビーチベッドの上、私は砂浜の上でした。

エスカヤのインフィニティプールとレストランの写真
インフィニティプールとレストラン エスカヤ
エスカヤのヤシの実ジュースの写真
ヤシの実ジュース エスカヤ

目が覚めるとレストラン横のインフィニティプールに移動しました。インフィニティプールの横にもビーチベッドが置いてありました。妻が注文したヤシの実ジュースはとても新鮮で、内側のゼリー状の果肉もとても美味しかったです。しばらくしてヴィラに戻りました。戻ってあらためて自分たちの体とみると、すごく日焼けしているのに気づきました。日焼けというより火傷で肌が赤くなっていました。私は黒いラッシュガードを着ていたのでそれほどでもなかったのですが、妻は真っ赤な状態でした。妻はビーチパラソルの下で横になっていたのにそのような状態であったので、フィリピンの日差しの強さに驚き、また油断していたことを感じました。

シャワーを浴びた後、妻はマッサージにいき、私はベッドで横になりました。1時間弱で妻は帰ってきました。妻の受けたセラピューティックマッサージはとても上手だったようです。ホテルのフロントデスクにいき、翌朝のアイランドホッピング&ドルフィンウォッチングの確認をしました。

エスカヤの夕食の席からの眺めの写真
夕食のテーブルからの眺め エスカヤ

午後6時には夕食にいき、カニとマンゴーのサラダ、マッシュルームのクリームスープ、マッケレル(さば)、ポークを注文しました。正確な注文は下記のとおりでした。

  • Kani Mango Salad
  • Cream of Mushroom Soup
  • Tinola na Tangigue
    Local mackerel in clear soup with onions, ginger, leeks, and tomatoes.
  • Sising
    Braised, grilled, and sauteed pork face with chillies, garlic, and onions.

サラダのカニは日本のカニカマのようで、サラダはわさび風味がありました。スープは予想通りの味で、キャンベルスープに似ていなくもなかったです。お酒はスパークリングワイン。夕食の午後6時30分にはかなり薄暗くなり、風も強くなってきました。翌日の朝は早い時間からアイランドホッピング&ドルフィンウォッチングの予定だったので、ウェイターから朝食の注文を聞かれました。どうも、朝食を持っていけるようにしてくれるようでした。夕食後はヴィラに戻り、翌朝が早いこともあり、すぐに眠りにつくことにしました。