パンコール ラウト リゾートに到着
2018年11月1日(木)から11月6日(火)までの日程でのマレーシア旅行のブログ2回目です。仙台、台北、クアラルンプール(Kuala Lumpur)、イポー(Ipoh)と移動し、イポーからはタクシーアプリGrabで見つけた車でパンコール ラウト リゾートを目指しました。
イポーからのドライブの終着点は、マリーナアイランド(Marina Island)のジェッティーコンプレックス(Jetty Complex)の近くにあるパンコール ラウト リゾート(Pangkor Laut Resort)の船の発着所でした。そこからは海上の移動となりました。船は小型の観光船でした。パンコール ラウト リゾートへは基本的に宿泊客もしくはホテルスタッフでなければいけません。船はパンコール島(Pangkor Island)を右手に見ながら、その先のパンコール ラウト島を目指しました。船に乗って15分ほどで目的地のパンコール ラウト リゾートが見えてきました。
まず目にしたのは島や海上に点在するシーヴィラ(Sea Villa)でした。その他には、南国の木々、砂浜、船の発着所、比較的大きな建物なども。建物の多くは木造のようでした。パンコール ラウト リゾートは、パンコール ラウト アイランド(Pangkor Laut Island)という島全体がホテルになっているリゾートです。ホテルといっても島の自然の多くが残されています。このようなリゾートに来るのは初めてのことなので、気持ちが自然と高ぶってきました。
島に着いて先ず案内されるのはフロントデスク。宿泊客を迎え入れるように南国風の建物の中にフロントデスクはあり、使われる言葉は英語でした。チェックイン後、宿泊するヴィラまで歩いていく途中で動物の鳴き声が多数聞こえてきました。ある1本の木に無数の黒い物がぶらさがっていて、よく見るとコウモリでした。
私たちが宿泊するのは海上のヴィラで、砂浜から数十メートルほどの浅い海の上に建っていました。こういったヴィラは特にシーヴィラと呼ばれます。建物としてのヴィラはそれほど立派なものではありませんでしたが、海の上に滞在するというシチュエーションが大きな魅力でした。ヴィラの下の波は穏やかで、波音は心地よかったです。反対に海の色は感動するほどきれいというわけではありませんでした。私たちは着替えてリゾートの散策に出かけました。
パンコール ラウト リゾート内の移動は歩きか、またはマイクロバスになります。停留所は島のあちこちにあり、マイクロバスは定期的に巡回していて必要があれば電話で呼ぶこともできます。私たちは少しの間ぶらぶらして、またスパにいって明日の予約をした後、島の反対側のエメラルドベイ(Emerad Bay)にマイクロバスでいくことにしました。エメラルドベイにいくには小高い丘、あるいは山と言ってもいいかもしれない地形を越えていきます。宿泊しているヴィラのある側からは10分弱でエメラルドベイにいくことができます。
エメラルドベイはその名のとおりのエメラルド色の海がとてもきれいでした。島の反対側の海の色とは全然違い、砂浜の砂の質や色も違うように感じました。この日はこの旅行でメインのイベントの1つである砂浜での夕食を日本から予約していたので、時間までビーチベッドの上でリラックスして過ごしました。
砂浜での夕食
レストラン「チャップマンズ バー(Chapman’s Bar)」での夕食はだいたい夜7時からで、辺りは徐々に暗くなってきて海で遊んでいる人は皆消えていました。波打ち際から20メートルほどの砂の上にハートマークが描かれその中にテーブルと椅子が置かれていました。そのハートマークのちょっと外側に5つの長めの燭台が砂にささっていました。暗くなるとわかりましたがハートマークの砂のくぼみの中に電飾が置かれていました。
食事が運ばれてくる前にウェイターに妻と2人の記念写真を撮ってもらいました。ウェイターはバングラデシュ出身のラムジャンといい、ウェイターとしては非常に気さくでお互いの出身地の事などを話をしました。メニューはレタスやエビの前菜、ブロッコリーとエビとパイナップルのスープ、ブレッド、メインディッシュのロブスターとビーフ、そしてデザート。砂上のシチュエーションだけでなく、メニューの味やラムジャンの接客にも満足しました(ラムジャンの話は若干長めでしたが)。食事の途中から辺りはすっかり暗くなっていました。帰りもマイクロバスで島の反対側まで移動し、その後はヴィラで1日以上の移動の疲れをいやしました。
夜11時頃にはベッドの中で寝につくところでしたが、ホテルの中心地あたりから(レストランかクラブと想像します)、非常にうるさいダンスミュージックの音が流れていました。自然の中でリラックスするために日本から来ているので、こういった騒音を我慢するのは難しかったです。すぐにホテルの受付に電話をし止めさせるようお願いしました。11時30分には終わるとのことでしたが、その前に音は静かになりました。