RED WING（レッドウィング）「ベックマンブーツ」を買う

2020年2月9日（日）に、妻と落ち合う前の僅かな時間で革靴のインソール（中敷き）を買うため、仙台市中央通りのクリスロード商店街にある靴屋までいきました。私はちょうどヘアサロンで髪を切ってもらったところで、妻は会社で仕事をしていました。

このクリスロードにある靴屋は品揃えに特徴があって、たまに陳列されているスニーカーや革靴を見にいくことがありました（購入したことは一度もありませんでしたが）。

この日もメンズコーナーのある2階にいって、並べられている靴をなんとなく見ていました。インソール以外に何かを購入する予定はありませんでしたが、RED WING SHOES（レッドウィングシューズ、通称レッドウィング）のコーナーにいくと、見間違ったのかなと思うような安い価格で売られているブーツがありました。

安価な理由は掲示されていませんでしたが、ちゃんとしたブーツに見えました（レッドウィングなので勿論ちゃんととたもののはずです）。強いて言えばレッドウィングと聞いて一番最初にイメージするブーツ（Irish Setter アイリッシュセッター）とは形がやや違い、色がチェスナット（栗色）とシガー（茶色）の2種類しかないようでした。この靴屋はレッドウィングの正規の販売店のようなので偽物ということはないと思いました。

そのセールのブーツが気になってしげしげと見ていた私のところに男性の店員が来て、価格が安い理由を教えてくれました。ソール（靴底）がモデルチェンジで新しくなり、ソールが古い型のブーツをセール販売しているとのことでした。既に30足ほど販売し、残りわずかのようでした。

残っているサイズを聞くと25センチメートルか25.5センチメートルがあるらしかったので、試し履きをさせてもらうことにしました。私の足のサイズはスニーカーで26センチメートルなので、ブーツで25センチメートルであれば履けるかもしれないと思いました。しばらくすると店員が色がシガーでサイズが25センチメートルのブーツを持ってきました。

店員は横幅は多少きついかもしれないと教えてくれましたが、そのとおりに横幅がきつく（靴べらもなく）履くのが大変でしたが、なんとか履くとつま先に余裕があるくらいでした。もともと横幅がきついモデルであることを考えると、サイズはぴったりだと思いました。1〜2ヶ月程度で横幅も私の足に馴染んでくるようでした。ちょうど妻から店の前に来たというメッセージが届いたので、試し履きの様子を見にきて欲しいと返信しました。

2階に上がってきた妻も、レッドウィングをこの価格で買えるのであればラッキーではないかという意見でした。左足の靴だけ色が薄くなっていたので展示品であったかどうか店員に聞くと、そうであったかもしれないという返答でした。店員がさらに15%安くしてもよいと言うので、私は購入をきめました。

1階に降りて支払いを済ませる前に本来の目的であったインソールも手にしました。この日はそのインソールを必要としていたお下がりのClarks（クラークス）の革靴を履いていたのですが、クラークス繋がりということもあって店員は売れ残りになっているクラークスのスウェードのスニーカーを持ってきて、非常に安価なので買わないかとたずねてきました。

タダ同然に近い価格であったので、試し履きをさせてもらい即決で購入を決めました。好みの靴の種類ではなかったのですが、履いてみると悪くない印象でした。タダ同然の価格になるのは明日からのようだったので（この日は購入できない）、予約をさせてもらいました。

インソールを買いにきただけでしたが、思わぬところでレッドウィングのブーツを購入することになりました。以前から欲しいと思っていたブランドだったので、幸運な出会いになったと思います。私の買ったブーツは「Beckman Boots（ベックマンブーツ）」というモデルで、店員によるとアイリッシュセッターから履き替える人が多いモデルらしいです。

購入したベックマンブーツの説明

レッドウィングの創業者であるチャールズベックマンの名を冠したブーツ。創業当初のレッドウィングを彷彿させるプレーンでクラシックなモデル。

モデル	Beckman Boots（ベックマンブーツ）
型番	9016
アッパー	シガー「フェザーストーン」レザー
アウトソール	ベックマンソール（レザーラグソール）